Blogger のパーマリンク(Permalink)について気づいたことなど。

前回前々回と「タイトルリンク」について記事を書いてきましたが、最近の記事のタイトルに英語表記のタイトルを使っていることにお気づきでしょうか?ご存知の方にとっては当たり前の内容ですが、前回、前々回と解説してきたBloggerの投稿エディタ右横にある「投稿の設定」の中に〔リンク〕という項目があります。

投稿の設定からリンクを開く
投稿の設定 > リンクを開いた状態

その〔リンク〕をクリックして開いて見たのが上の画像で、その一番上にある「パーマリンク」というのは、ブログの投稿記事のURLとなりますが、横にある「?」マークをクリックして見ると簡単な説明が吹き出しで出てきます。

パーマリンクのヘルプ

パーマリンクはブログの投稿の URL です。Blogger では、投稿のコンテンツに基づいて自動的に URL を生成したり、URL を手動でカスタマイズしたりできます。

前にも話したように、特に設定しなくても自動的に〔パーマリンク〕は設定されますが、あらかじめ決められたルールに従いつけられますので、その場合に付けられるURLは大よそ決まってきます。

例えば記事タイトルが日本語で書かれた場合、通常こんな感じです。

 http://hmblogspace.blogspot.com/2016/01/blog-post_28.html

 ※記事に対してのURL(パーマリンク)は「blog-post_28.html」です。

その前に表示している「2016」と「01」は記事を投稿した「年」と「月」を表しますので固定で、指定することは出来ません。そして、「blog-post」の後ろにある「28」という数字は記事の通し番号でもなんでもありません、あくまでも自動的に割り振られた数字でしかないと思われます。

 ※記事の投稿を公開するまでは「自動パーマリンク」の数字はアクセスするたびに変わるようなので、おそらくランダムに作られていると考えられます。


実際に記事のURLである「blog-post_28.html」については「カスタムパーマリンク」にチェックを入れて指定することができますので、任意のURLに指定するなど、例えば「セルフィーに関する新しい記事」を追加した場合に「newblog-selfie.html」などと指定することが可能です。

ブログの記事内容に関連付けたURLを指定できるというメリットがあり、積極的に使うことは重要で、Googleで検索されるためにも有効であるといえます。ただし、「自動パーマリンク」のままにした場合は、「blog-post」+「数字」という決められたURLにしかなりませんので「カスタムパーマリンク」を指定するという工夫が必要になるのです。


しかし、記事のタイトルに「英語」や「数字」が使われた場合については例外で、その英語(数字)表記を認識して「自動パーマリンク」はその英語(数字)表記を使います。


例えば、前回、前々回の記事に関しては、記事のタイトルに英語表記を入れてみましたが、その理由は「自動パーマリンク」のままで指定するためでした。「カスタムパーマリンク」を指定する代わりに「記事のタイトル」に英語を入れてしまえば、Bloggerで自動的にURLに組み込んでしまうので便利なのです。

〔記事タイトル〕
  1. 「Title Link Test -1 タイトルリンクを指定しないバージョン!」
  2. 「Title Link Test -2 タイトルリンクを指定したバージョン!」


どちらにも「Title Link Test」と入っていますので、その英語がそのままURLとして使われるのです。記事の内容をシンプルに伝えるために「タイトルリンク」以外の解説を省略したかったので、あえてタイトルに英語を入れました。実際にURLとして使われる場合にはそれぞれの単語を「-」でつないで表示されます。

上記の〔記事タイトル〕であれば

 1.が「title-link-test-1」となり、2.であれば数字が変わるだけです。


他の記事で何度か云ってきましたが、Bloggerの弱点として日本語表記に弱いという点があります。元々英語圏で開発発展してきたものなので致し方ないのは事実でしょうが、その影響はこのような記事のURLを決定する場合にも出てくるのです。

元々英語で記事を書くことを前提としているのでしょうから、英語でタイトルを付けた場合には、それがそのままURLとして使用するというのは、わざわざ「カスタムパーマリンク」として指定する必要はありませんので、合理的で使いやすいはずです。

もちろん同じテーマの記事を統一してまとめたいと考えるならば「カスタムパーマリンク」を指定することもできますし、その点は英語圏としての自由度があり、より選択肢が広がっているのですが、日本語表記の場合は「カスタムパーマリンク」で指定するしかありませんので、逆に、記事タイトルと連動性を持たしたいと思うのならば、記事タイトルに英語を入れるという工夫が必要であり、それによる効果が期待できます。

前回、前々回以外にも「URLとSiteNameの連動を考え、ブログのタイトルを修正!」でもその応用を使ってタイトルに英語を入れてみましたので、よかったら記事も読んでみてください。


ただし、タイトルに英語(数字)を使う場合に、あまり難しい単語の場合、意味が解らず効果が出にくいなど、英語を入れることで印象が変わってきて、どうしても不自然な場合は、それなりの工夫も必要だと思います。

日本語表記の場合はやはり、あえて英語を入れるのではなく「カスタムパーマリンク」で指定したほうが無難かも知れませんが、必要に応じて自由に使えるという点は重要なことですね。


その例として、この記事のタイトルについても英語表記を入れてみて、「自動パーマリンク」のままで保存してみました。上記のように表示を(Permalink)のようにした場合でも効果が有るのか、実際にアドレスバーのURLを確認して見てください。

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